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発達心理学とは何なのか?定義から学び方、活かせる仕事まで紹介

2023年2月19日

発達心理学とは何なのか?定義から学び方、活かせる仕事まで紹介
子どもが真っ当な人間に育ってくれるのか不安。。。どんなことを思ってどう育っていくのか、理解しておきたい!どうやら『発達心理学』というものがあるみたいなんだけど、どんな学問なんだろう??

 

そういった疑問にお答えします。

本記事では、発達心理学とは何なのか、詳しく&わかりやすく解説します。

理解を深められるように丁寧にお伝えしていくので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

 

発達心理関連の記事一覧

 

発達心理学とは?

発達心理学とは?

発達心理学とは?

 

定義

発達心理学とは、一般社団法人日本こども成育協会によると以下のとおりとされています。

発達心理学は、人間の生涯(胎児期から老年期まで)の時間経過にともなって生ずる、さまざまな心理的変化の法則性や機構を、科学的に探求する学問領域です。

体の発達ではなく、心の発達を扱う学問ですね。

ちなみに、発達心理学は、英語では『Developmental Psychology』と言います。

 

位置付け

心理学には22個の学問分野があるのですが、発達心理学はそのうちの1つです。

参照: INDEED

初めて知りましたが、『心理学』といってもこんなに多くの分野があるのですね!

 

扱う年齢の区分

一般的には、発達心理学は、人の生涯は8つの段階に分けて扱っています。

  1. 乳児期(0〜1歳半)
  2. 幼児前期(1歳半~4歳)
  3. 幼児後期(4歳~6歳)
  4. 学童期(6歳~12歳)
  5. 青年期(12歳~20歳)
  6. 成人期(20〜40歳)
  7. 壮年期(40〜65歳)
  8. 老年期(65歳〜)

ただし、この区分は時代背景で変わっていきます。

最近では、子どもの発達が早いので、青年期が前倒しになってきているようです。

また、晩婚化などによって、成人期を迎える年齢が遅くなってきています。

今後、医学の飛躍的な進歩によって平均寿命がさらに伸び、シニアのライフスタイルが変わっていく、この区分も見直すときが来るかもしれませんね。

100歳を超えて生きるようになっても65歳以上の区分が1つだなんて、ちょっとおかしな話ですもんね。

 

発達心理学の起源

発達心理学の起源は、一般的にはアメリカの心理学者グランヴィル=スタンレー=ホールと言われています。

主著が1900年過ぎあたりに出版されているので、100年ほどの歴史があるわけですね。

参照サイト

100年の歴史といえば、モンテッソーリ教育もそうです。

100年ほど前、『子ども』に関して見直される時代がちょうど訪れていたのかもしれませんね。

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発達心理学の研究手法

発達心理学の研究手法は、以下の通りまず2通りの分類の仕方があります。

  • データをどうやって収集するか(収集方法
  • データの時間的区切りをどうするか(収集時点
研究方法の分類

研究方法の分類

 

この2つの分類方法を個別に見ていきます。

 

データの収集方法による分類

自然観察法

自然観察法は、調査対象を客観的にありのままに観察して、データを収集する方法です。

微妙な反応や変化にも気付きやすい反面、観察者のバイアスがかかりやすいので、基準を統一して複数人で対応することがあります。

本サイト『まなびとや』では、モンテッソーリ教育関連の記事も書いてきましたが、マリア=モンテッソーリも子どもをひたすら観察していたので、この自然観察法を採用したのだと思います。

 

実験法

実験法は、実施者が特定の実験条件を決めて作り出し、行動観察を行う方法です。

条件が統一されているので再現性が高く、法則化が可能です。

ただ、『条件が統一されている』なんてことは実際の社会ではあり得ないので、現実への適用が難しいなどのデメリットがあります。

 

面接法

面接法は、対話・会話によって研究する方法です。

人と人とのコミュニケーションを前提としているので、被験者との関係を築いて理解を深められるし、より正確な情報を収集できます。

手間がかかったり、バイアスのかかった質問などによって結果が不正確になるリスクもあります。

認知発達段階の理論で有名なピアジェは、面接法によって理論を構築した研究者のひとりでもあるんですよ。

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質問紙法

質問紙法は、質問紙に書かれた回答からデータを収集する研究方法です。

アンケートですね。

ハードルが低く、一度に大量のデータを収集できますが、質問の理解が回答者の解釈や言語能力に依存するなどのデメリットがあります。

 

データの収集時点による分類

横断的研究法

横断的研究法は、時間的なレベルを揃える研究方法で、たとえば、年代別にアンケートを行うなどが考えられます。

幅広い対象に一気に調査ができる反面、年代以外の要因も影響し得るので、因果関係を特定しづらいのデメリットがあります。

 

縦断的研究法

縦断的研究方法は、研究対象を長期間追跡調査する方法です。

ある集団を長年にわたって観察し、変化などを調べます。

連続的な変化を詳細に調べられますが、対象が減ったり、多大な労力がかかるなどのデメリットがあります。

 

コホート研究法

コホート研究法は、ある時期に重大な経験をした集団を対象に、その他の集団と比較して研究する方法です。

重大な経験との因果関係を把握しやすいですが、多大な労力がかかります。

 

参照:心理学用語の学習

 

発達心理学の学会

発達心理学の学会

発達心理学の学会

 

学問には、『学会』がつきものです。

その学問に取り組む会員が、研究成果を発表し互いに知見を深め合う会合です。

発達心理学の場合は、一般社団法人 日本発達心理学会があります。

1989年に設立され、東京都文京区に事務局を置いており、2023年2月現在の会員数は4000名を超えています。

 

学会の方針として、『世の中に開かれ社会にも寄与する学会、若手研究者が活躍できる』を掲げて、切磋琢磨しています。

発達化学ハンドブックや発達心理学辞典などを出版していますので、興味を持ったら手にとってみてはいかがでしょうか。

 

発達心理学を学べる大学

発達心理学を学べる大学

発達心理学を学べる大学

 

発達心理学を学べる大学も紹介しておきます。

スタディサプリが一覧を出してくれていますので、参考にされてください。

 

発達心理に関係する資格

発達心理に関係する資格

発達心理に関係する資格

 

大学に通うには時すでに遅し。。。な場合もあるので、資格を通じて発達心理学を学ぶのはどうでしょうか。

関連する資格を列挙しますね。

 

子供心理カウンセラー

子供心理カウンセラーは、子供の性格や人格に関する知識、カウンセリングとアドバイスができる知識と技術を持っている人のことです。

詳しくはこちらへどうぞ。

 

チャイルドカウンセラー

チャイルドカウンセラーは、不登校や校内暴力、学内でのさまざまな問題行動等の対応に求められる専門的な心理学知識や心理援助技術を備えているカウンセラーです。

詳しくは、日本能力開発推進協会まで。

 

家族療法カウンセラー

家族療法カウンセラーは、個人を取り巻く家族関係や家族員全体を対象として行うカウンセラーです。

詳しくは、日本能力開発推進協会まで。

 

チャイルド心理カウンセラー

チャイルド心理カウンセラーは、胎児期から乳児、幼児、学童、思春期までの子どもの心理や発達を十分に理解し、また、悩みや問題に対してカウンセリングをおこなう技能、知識を有している人のことです。

詳しくは、日本メディカル心理セラピー協会まで。

 

公認心理士

公認心理士は、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、心理的な支援を必要とする人たちの心理分析や助言、指導等を行う人のことです。

国家資格ですね。

詳しくは、公認心理士協会まで。

 

臨床発達心理士

臨床発達心理士は、発達の臨床に携わる幅広い専門家として、人間の発達・成長・加齢に寄り添い、必要とされる援助を提供できる資格です。

詳しくは、臨床発達心理士運営機構まで。

 

ほめ育てアドバイザー

褒め育てアドバイザーは、ママも子どもも輝ける、正しい「ほめ方」「叱り方」を指導できるアドバイザーです。

なかなか面白い名前の資格ですね。

詳しくは、日本能力開発推進協会まで。

 

子育て心理アドバイザー

詳しくはユーキャンまで。

 

発達心理学を気軽に学べる本

発達心理学を気軽に学べる本

発達心理学を気軽に学べる本

 

資格の勉強を始める前に、手軽に本で学んでみるのもアリです。

 

『まんがでわかる発達心理学』

手に取りやすいですよね、漫画って。

僕も新しい分野を学ぶときは、漫画シリーズをよく利用します。

 

完全カラー図解 よくわかる発達心理学

漫画と同様に、図解もビジュアル的に理解できるのでおすすめです。

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問いからはじめる発達心理学

少し深く勉強したい方へ。

 

発達心理学を活かせる仕事

発達心理学を活かせる仕事

発達心理学を活かせる仕事

 

大学や資格、本などで発達心理学を学んだ後はどんな仕事で活かせるのか、簡単に紹介します。

  • 保健センター
  • 療育センター
  • 児童相談所
  • 保健所
  • 特別支援学校
  • 学童保育
  • 障がい者福祉施設
  • 老人ホーム
  • 発達クリニック
  • 病院
  • 学校
  • 家庭裁判所
  • 少年院
  • 少年鑑別所

資格や学位をお持ちのほうが優位になることはありますので、チャレンジすることをお勧めします。

試験勉強で半強制的にでも学んだほうが、知識の入るスピードは圧倒的に速いですからね。

 

発達心理関連の記事一覧

 

まとめ

本記事では、発達心理学について解説しました。

以下にまとめます。

  • 発達心理学は、人間の生涯(胎児期から老年期まで)の時間経過にともなって生ずる、さまざまな心理的変化の法則性や機構を、科学的に探求する学問領域
  • 発達心理学は、22ある心理学のうちの1つ
  • 人間の生涯を8つの年齢区分に分けて扱う
  • 発達心理学の起源は、アメリカの心理学者グランヴィル=スタンレー=ホール
  • 研究手法は、以下の通りに分類
    • データの収集方法による分類
      • 自然観察法
      • 実験法
      • 面接法質問紙法
    • データの収集時点による分類
      • 横断的研究法
      • 縦断的研究法
      • コホート研究法
  • 発達心理学の学会は、一般社団法人 日本発達心理学会
  • 発達心理学を学べる大学はスタディサプリ
  • 発達心理学に関連する資格は以下
    • 子供心理カウンセラー
    • チャイルドカウンセラー
    • 家族療法カウンセラー
    • チャイルド心理カウンセラー
    • 公認心理士
    • 臨床発達心理士
    • ほめ育てアドバイザー
    • 子育て心理アドバイザー
  • 発達心理学を気軽に学べる本として以下を紹介
    • 『まんがでわかる発達心理学』
    • 完全カラー図解 よくわかる発達心理学
    • 問いからはじめる発達心理学
  • 発達心理学を活かせる仕事として以下を紹介
    • 保健センター
    • 療育センター
    • 児童相談所
    • 保健所
    • 特別支援学校
    • 学童保育
    • 障がい者福祉施設
    • 老人ホーム
    • 発達クリニック
    • 病院
    • 学校
    • 家庭裁判所
    • 少年院
    • 少年鑑別所

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