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モンテッソーリ教育は気持ち悪い?なぜ否定的な意見が出るのか?

2023年1月23日

モンテッソーリ教育は気持ち悪い?なぜ否定的な意見が出るのか?
モンテッソーリ教育を『気持ち悪い』と酷評する人もいるみたいなんだけど、なぜなんだろう?実はモンテッソーリ教育に興味を持ち始めたんだけど、気持ち悪いって言われているのは気になるなぁ。

 

確かに『気持ち悪い』と言われている教育を、大事なお子さんにあたえるわけにはいきませんよね。

モンテッソーリ教育を取り入れるまえに、なぜ気持ち悪いといわれているのかをしっかり理解しておきたいですよね。

 

本記事ではそういった疑問に答えるために、『モンテッソーリ教育→気持ち悪い』のなぞを紐解きました。

モンテッソーリ教育を取り入れる前に、『こういう意見もあるんだな』と、参考にしておくのもいいと思います。

 

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モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育とは

 

モンテッソーリ教育は、イタリアで生まれて100年以上の歴史を持つ幼児教育手法のことです。

子どもの自然な発達を知り、自己教育力を信じ、育つのをそっと援助をしていく科学的教育手法です。

子どもの自己成長を大人がサポートする感じですね。

『天才児をつくる!』と息巻いて親本位になり、あれこれ世話を焼くのはモンテッソーリ教育ではありません。

あくまで子どもが主体なんです。

 

モンテッソーリ教育の特徴

モンテッソーリ教育の特徴

モンテッソーリ教育の特徴

 

モンテッソーリ教育には特徴があります。

特徴を理解することで、『気持ち悪い』の背景が見てくると思いますので紹介しますね。

全部を説明すると無駄に長くなりますので、特に『気持ち悪い』などのネガティブな評判に関係あるものに絞ります。

モンテッソーリ教育の全体的な話は、『1記事で簡単に理解できる記事』にまとめたので、ぜひ参考にされてくださいね。

モンテッソーリ教育とは?1記事で簡単に理解できるまとめ記事
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自己教育力を尊重

繰り返しになりますが、子どもの自己教育力を尊重することがポイントです。

僕が読んだ書籍では、こう説明されています。

子どもには自己教育力があることを信じ、子どもがやりたがることを、大人の迷惑にならない方法で、心ゆくまでさせてあげられるように援助すること

引用:マンガでやさしくわかる モンテッソーリ教育(レビュー記事はこちら

 

植物が種から芽を出して、茎が伸びて花を咲かせるのと同じように、子どもは自然が定めた順序で成長し、できることが増えていきます。

庭に植えた花の新芽を引っ張って伸ばす人はないですよね?

日光と適量の水を与え、たまに雑草を取り除いたり台風から守ってあげるだけで、基本は観察です。

自然に生きる人間の子どもに対しても、そのスタンスなのだそうです。

 

整えられた環境

次に、『整えられた環境』が大切とされています。

環境には2種類あって、『人的環境』『物的環境』です。

 

人的環境

人的環境のイメージは、『教える人』ではなく『導く人』です。

大声で指示を出すのではなく、控えめで、求められたら援助するような存在が理想です。

 

物的環境

物的環境は、まず『子どもサイズ』であることです。

大人用に作られた空間だと、子どもにとってはまるで巨人の国ですからね。

自分たちで扱えないものに囲まれていたら、自主性の発揮が妨げられてしまいます。

 

また、『魅力的な本物』もポイントです。

安っぽいプラ製品よりも、木製の自然素材、陶器、ガラスなどの割れるものをあえて用意します。

子どもは大切に扱うことを覚え、感触を楽しみます。

 

最後は『秩序ある空間』だそうです。

道具が決まった場所にあり、取り出しやすく戻しやすいことで、自主的に片付けをするようになるんだとか。

大人も考えさせられるポイントですね。

 

では、モンテッソーリ教育に否定的な声を見てみましょう。

 

モンテッソーリ教育の全体像は『1記事で理解できるまとめ記事』でわかりやすく解説したので、ぜひご覧ください。

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また、モンテッソーリ教育を受けた有名人も記事にしたので、参考にされてください。意外な人物も登場します。

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モンテッソーリ教育で使われる教具についてはこちらを。

 

モンテッソーリ教育に『気持ち悪い』などの評価を寄せる人の言い分

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モンテッソーリ教育に『気持ち悪い』などの評価を寄せる人の言い分

 

魅力的な本物だけど。。。

 

『本物』には、自然物ならではのリスクがあります。

おもちゃメーカの製品であれば、安全対策がこれでもか!ってほどに盛り込まれているのですが、小豆とかビー玉だと、ちょっと怖いですよね。

親が常に観察しなければならない点に対して、『そんなに暇じゃない!』という声が上がるのも当然です。

 

余裕がないと無理

 

そうなんですよね。

モンテッソーリ教育について調べていくと、『これは専門機関じゃないと無理なのでは・・??』と思えるほどに、親の負担が大きいと感じるのです。

仕事や家事、育児に追われている中で、プラスアルファでモンテッソーリ教育を自宅で行うには、『無理ー!』という声が出るのも不思議ではありません。

 

『環境』の準備は難しい

 

環境を整えることがポイントと説明しましたが、園並みの環境を自宅で整えるのは確かに至難の業です。

自宅のスペースは限られているし、そもそもモンテッソーリ教育用につくられていませんからね。

 

家が広くないと無理

 

物的環境の点では、自然な遊び道具が整然と並べられる棚とかが必要になってくるので、家の広さが必要になります。

日本の家で、子どものためだけにその環境を整えるのは、戸建とかになってしまうのでは。

マンションでは厳しそうですね。

 

尊重しすぎて。。

 

やりたいことに一直線!ですからね。

しかも室内での遊びに一生懸命になっても、だれにも迷惑がかからないので、モンテッソーリ教育の観点では全く問題ないんですよね、これ。

たとえ太っていたとしても、それは子が自分で成長していく過程の副産物でしかないのです。

 

手段の目的化

 

手段の目的化というやつです。

モンテッソーリ教育を行うことに力を入れすぎて、『モンテッソーリ教育を通じてどのようなことを達成したいのか』がおろそかなっているとツイ主さんは感じたのでしょうね。

 

整えられた環境、気を遣える先生たち、おとなしくしていられる子どもたち。。『モンテッソーリ教育に必要な条件が揃っている。ただそれだけ。』という状態をみて、違和感を感じたのかもしれません。

 

外遊びが激減

モンテッソーリの幼稚園に入園してから外遊びが激減して、戸惑っています。

引用:Yahoo!知恵袋

 

その幼稚園は、モンテッソーリ教育の『整えられた環境』を室内だけだと考えたのかもしれません。

室内に限定はされていないのですが、諸々の書籍やセミナーではどうしても室内のイメージで『整えられた環境』が語られるのでしょう。

親としては、外での学びもたくさんしてほしい気持ちがあるだろうし、外で学べることも多いので、もどかしく思うのかもしれませんね。

 

現実に、モンテッソーリ教育が合わないという声もありますので、記事にまとめました。

 

反論にも納得する部分がある

反論にも納得する部分がある

反論にも納得する部分がある

 

モンテッソーリ教育に疑問符を投げかける意見も見てみましたが、それぞれに納得感がありましたね。

ただ、『気持ち悪い』と言うのはよほどのことです。

想像するに、『モンテッソーリ教育』という言葉が神格化し、言葉自体がありがたいものになっている感じがあります。

大変な負荷がかかるのに、盲信に近い状態で崇め奉る様子は、まるで宗教

宗教のように『とりあえずモンテッソーリ教育』と唱える様子が、『気持ち悪い』という評価を引き起こしているのではないかと思います。

 

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まとめ

本記事では、モンテッソーリ教育気持ち悪いなどという否定的な意見に関して、その理由を皆さんのツイートなどを参考にして紐解いてみました。

以下にまとめます。

 

  • モンテッソーリ教育はイタリアで生まれた100年以上の歴史を持つ教育方法
  • 子どもの自己教育力を尊重し、人的環境と物的環境を整えることが大事
  • 親に余裕がないと無理、広い家じゃないと無理、尊重しすぎて自由すぎる子になった等、特徴の裏返しのような否定的意見あり

 

今回は否定的な意見を取り上げましたが、もちろん肯定的な意見もたくさんあります。

いろいろな意見を聞いて、ご自身で良し悪しを判断してもらえたらとうれしいです。

モンテッソーリ教育がすべてではなく、一般的な知育教室もひとつの選択肢だと思いますよ。

 

本記事を書くにあたって読んだ書籍です。

マンガ形式なので、モンテッソーリ教育を気楽に学べます。

レビュー記事も参照ください。

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