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スキャモンの発達曲線(発育曲線)と4つの"型"

2023年4月28日

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スキャモンの発達曲線(発育曲線)と4つの"型"
スキャモン発育曲線というキーワードを聞いたんだけど、もう少し詳しく知りたいな。

 

そういった疑問に答えます。

本記事では、以下の内容でスキャモンの発達曲線(発育曲線)をわかりやすく解説します。

 

本記事の内容

  • スキャモンってだれ?
  • スキャモンの発達曲線の全体像と4つの型
  • 例外

 

学術論文なども参照して、正確な情報提供につとめますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

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スキャモンとは

スキャモンとは

スキャモンとは

 

スキャモンは、Richard Everingham Scammonのことで、アメリカの医学者・人類学者です。

あまりよく知られていない人物らしく、情報が少ないですね。

参考URLを載せておきます。

 

 

スキャモンの発育曲線(発達曲線)とは

スキャモンの発育曲線(発達曲線)とは

スキャモンの発育曲線(発達曲線)とは

 

全体像

スキャモンの発育曲線は、ヒトの身体がどのように発達するかを模式的に表したグラフです。

 

スキャモンの発育曲線

スキャモンの発育曲線

 

0歳時を0% 、20歳の時点を100%として、身体の各器官がどのように伸びていくかを表しています。

%で表しているのは『重量』で、類型としては以下の4つです。

 

ポイント

  • 神経型
  • リンパ系型
  • 生殖器型
  • 一般型

 

それぞれの型を個別に説明します。

 

神経型

神経とは、脳や脊髄、視覚などの神経系、感覚器系のことです。

出生した時点から急速に発達し、あとはゆっくりと100%に向かっていきます。

 

例えば、脳の重量は生まれたときは400g程度で、1歳では約1040g、5〜6歳では1200gを上回るほどになっています(参照論文)。

4つの型の中では最も早熟なのです。

 

よく考えればそれも納得のことで、司令塔である脳や、外界の情報を取り入れる感覚器官、脳の信号を伝達する脊髄・神経などは、生きていくうえでは基本中の基本です。

最優先で発達させますよね。

 

リンパ系型

リンパ系型は、胸腺の重量変化を示しています。

胸腺はここですね。

胸腺の位置

胸腺の位置(国立がん研究センター

 

免疫力の柱であるT細胞(キラーT細胞やヘルパーT細胞)が集まり育成されるのが胸腺なので、胸腺が育つことは免疫力が育つことと言えます。

思春期には20歳時の2倍くらいまで育ち、その後は落ち着いていきます。

 

母親の胎内という守られた環境から外に出て、自分の免疫で守る状況に置かれるので、リンパ系の急激な発達には納得できますね。

 

生殖器型

生殖器型は、陰茎や睾丸、子宮や卵巣などの重量変化を表します。

10〜12歳くらいまでは発育はほぼ止まっており、第二次性徴期とともに急激に100%に向かって成長していきます。

 

生殖して子を育てるには、身体的な頑強さと精神的な成熟がある程度は必要ですよね。

だから、それらの要件が整うまでは生殖器が発達しないのも理解できます。

 

一般型

一般型は、神経型、リンパ型および生殖器型のいずれにも属しないパターンを示しています。

筋肉や内臓などですね。

 

生殖器の発達と似た形ですが、一般型のほうが初期の発育度合いは高めです。

生殖と違って、年齢に関係なく使う器官が多いですからね。

 

リンパ型の例外

リンパ型の例外

リンパ型の例外

 

Scammonは4つの類型に分類しましたが、彼自身も例外を指摘しています。

例えばリンパ系型です。

 

リンパ系型に属するものには、胸腺の他に甲状腺、脳下垂体、副腎があるのですが、すべてが胸腺のようなカーブで発育するわけではありません。

リンパ系型の例外

リンパ系型の例外

参照:発育発達とスキャモンの発育曲線(藤井勝紀)

 

ヒトの身体は複雑怪奇。

シンプルに分類できるものではないということですね。

 

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まとめ

本記事では、スキャモンの発育曲線(発達曲線)を解説しました。

以下にまとめます。

 

本記事のまとめ

  • スキャモンは、Richard Everingham Scammonのことで、アメリカの医学者・人類学者
  • スキャモンの発育曲線は、ヒトの身体がどのように発達するかを模式的に表したグラフで、0歳時を0% 、20歳時を100%としてある
  • グラフは4類型
    • 神経型: 脳や脊髄など
    • リンパ系型: 胸腺
    • 生殖器型: 陰茎や睾丸、子宮や卵巣
    • 一般型: その他、筋肉や内臓
  • スキャモンの発達曲線には例外があり、リンパ系型の中でも甲状腺、脳下垂体及び副腎は、胸腺とは異なる曲線を描く

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